妊娠中のマイナートラブル 低音難聴３ 内リンパ水腫めまい
産休の前に傷病休暇を早めにもらうことにしました。
上司と相談して、もちろんいい顔はされませんでした。けっこう気まずい思いもしたのですが、もう仕方ない。腹の子は自分しか守れないと腹を括りました。
傷病休暇を取得するのにあたり診断書が必要でしたので、病院で書いてもらいました。
ただ、お医者さんに直接「診断書ください」というのがどうにも憚られたため、ちょっと言い方に悩んでいました。
配偶者は別件で傷病休暇を取得する際に診断書をもらったことがあるので、聞いてみたところ、
・診断書は気軽にくれる
・病院としても、「あそこは診断書を出さなかった」なんて言われたくない
・もし診断書を出さないでその後患者になにかあったら困るのは病院
・ゆえに、患者が依頼すれば診断書はもらえるはず。もちろん嘘はつけないけど。
だそうです。
上記のことを頭にいれて、お願いしました。
「会社での業務がストレスになっているため、一時的に会社を休もうと思っています。８月から産休がもらえるので、それより少し早く休みたいです。7月から８月まで傷病休暇を取得するために診断書が必要なのですが、いただけますか？」
という言い方をしました。
快諾してその場で診断書をいただくことができました。
保険適用外で１０割だったため4000円近くして、しかも会社に提出するようなので医療費控除の対象外（自分調べ）なのでけっこう悔しい気もしました。ただ、4000円と、少しの社内での気まずい時間を払って自分と子供の健康を守れるのだと考えると安いものだとも思います。
診断書を提出してから２週間ほどで、はやめの傷病休暇＋そのまま産休をいただけることになりました。
会社を休むまで、そこから３回ほどまためまいが起こりましたが、いずれも軽度で、かつ難聴もだいぶよくなっていきました。
会社を休んでからは、その時点でピタッとめまいはなくなり、難聴も解消し、そこから一度も耳のトラブルは起きていません。
仕事のストレスで起きている体調の変化に最もよい療養はひたすら会社から離れること。身を持って感じました。
なお、２ヶ月近く、胎児がいながらにして３種類の×1日３回の薬を飲んでいましたが、生まれてきた赤子は今のところ健康も健康です。現在４ヶ月ですが、体重もしっかりあります。病院に通ってみてもらえるようであれば、薬を飲んでみるのも一つだと思います。ご参考までに。
妊娠中のマイナートラブル 低音難聴２ めまいで倒れる
低音難聴になったまま、おおよそ３週間くらい経ちました。
変わらず服薬を続けているものの聞こえはほとんどよくなっていませんでした。
そのあとぶっ倒れた話になります。
休日の夜にキッチンに立っていると、耳鳴りがしました。耳鳴り自体は頻繁にあったのですが、その日はしばらく経っても耳鳴りがひきませんでした。
椅子に座ってよくなるのを待ったのですがそれでもよくなりませんでした。
一度横になろうと立ち上がると、視界がぐるっとまわって立っていられなくなりました。
これがいわゆる回転性めまいというものらしいです。
めまいになってからは、そのまま文字通り床に横になりました。
目をあけると目の前がぐにゃぐにゃして気持ち悪く、
また頭を動かすと吐き気がひどかったので、ひたすら目を瞑ってじっとしていました。どうやらそれで正解だったようです。
ただ、しばらくたってもよくなりませんでした。また文字通り這ったまま洗面所に行って目を瞑ったまま歯磨きをして、なにもかも諦めてその日は寝ました。寝て起きるとめまいはよくなっていました。
休日の夜に自宅にいたため、配偶者もいましたし、すぐに安静になれたのでよかったのですが、
仕事中だったら・運転中だったらと考えるとさすがにぞっとしました。
自分の体もそうですが、転倒してお腹に衝撃がいったらと思うと恐ろしいです。
病院を受診するとすると低音難聴とは別の病気という診断になりました。
低音難聴ではめまいはおこらないようです。
一般的には耳なり・めまいとなるとメニエールが思いつきますが、メニエールとは診断されませんでした。たぶん一度めまいがあっただけでは判断ができなかったのではと思っています。
新しく薬は処方されないということで、とにかくなるべく安静に、できればストレスを減らしてくださいと言われました。
妊婦の最大の敵はストレス。
難聴のなにが困るって、見た目には健康に見えるところです。変な話、骨折のようにぱっと見で怪我・病気だとはわからないし。
会話ができないわけじゃないから会社の上司の症状を説明するのも難しいし、と、耳が聞こえないことそのものもさらにストレスになっていました。今振り返るとですが。
めまいでぶっ倒れた時点で、産休までまだ２ヶ月近くありました。どうしたものかと考えた結果、傷病休暇を取得することにしました。
産後レポ
こちらは出産レポの直後、産後レポになります。
同じ日。
なので40w4d
10:00 血圧測るときに起きて、寝て、ご飯で起きて、寝て、血圧で起きて、と繰り返した。暑いし痛いしあんまり寝られない。痛み止めもらったけど弱くてあまり効かない。
15:00 おやつ。
15:30 赤子が部屋にやってくる。何していいか分からず座りながら眺める。おやつの台を自分で片付けに廊下に出る。このあと会陰の痛みがひどくなったのでとても後悔する。
赤子を眺めながらソファにしばらく座ってるとお尻が痛くなる。何もかも諦めてベッドで横になる。
17:00 赤子を回収される。自販機に行こうと壁つたいを這うようにして歩いていたら助産師さんに救出される。水を買ってきてくれた。ばんばんナースコール使ってくださいと言われれる。でもチキって一回も使えなかった。
18:00 ご飯。後陣痛と会陰の傷とがほんとに痛い。食べて寝て治すしかないと思って意地で完食する。カリオストロの城のルパンみたいに、血が足りねえ食いもん持ってこいってなる気持ちが分かった。
後陣痛、会陰、肛門の痛みがひどくて眠れない。もう一度痛み止めをもらう。
24:00 痛くて寝れないけどうとうとする。仰向け、うつぶせ、横向きと試したけどどの体勢もはちゃめちゃに痛い。妊娠から出産まで振り返ったけど、出産>出産後の痛み>陣痛だと思う。
以上です。
正直産後の方が痛かった。
しかも出産中は産みの苦しみというか、これを乗り越えた先に赤子に会えるという目標があるから頑張れたようなもの。産後はそれがないですよね。この痛みに耐えた先が。
産後の場合は、産院にもよりますが生まれた赤子の命を守るっていう大使命があるにも関わらず、予想より強い後陣痛+切開されていてもいなくても会陰の傷+謎の肛門痛+帝王切開の方ならハラキリの痛み+傷口を庇うために変に動いたから筋肉痛+赤子に吸われて痛む乳首が襲いかかります。
フィジカルだけでこんなにやられるのにプラス赤子の面倒見てたら耐えられるわけがなかったです。
繰り返しますが、あくまで私の場合ですが、出産後の方が痛かった。しかもその痛みについて知識が無さすぎました。出産は産んでおしまいだと思っていた。よく言うんですが違うんですね、出産はゴールではなくスタートなのでした。
これをお読みになった、出産を控えている妊婦さんは、少なくとも入院中はナースコール、痛み止め、便秘薬、熱さまシート、両親への報告を旦那に任せる、などの準備をしていただければ幸いです。薬は病院でもらいましょう。
守るべきものは産後の母親と赤子の命それだけ。
こちらも思いの外長くなりましたが、お読みいただきありがとうございました。
出産レポ
私ごとですが、妊娠中は狂ったように出産レポ読んでました。インスタでもTwitterでもブログでも#出産レポで検索。
こればかりは個人差がありすぎますし、お産は人によって違うのが当たり前なので早速参考にならないかもしれないのですが、
もしよければご覧ください。
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9:30 検診。NST中おしるしが出た。内診してもらったけど、子宮口はまだ閉じてるらしい。
11:00 帰宅。里帰り中の実家。母と植物園に行って散歩する。そのあとパスタ食べに行く。この時点でなんとなくお腹が痛い気がして陣痛アプリ起動する。
13:00 帰宅。昼寝。2時間くらい寝た。起きたら腹痛の間隔が広がった気がする。寝て遠のく陣痛は本陣痛じゃないとネットで見たので、じゃあこれ前駆陣痛だわと勝手に納得する。
18:00 夕飯。テレビでアマプラを観る。娘の陣痛など知る由もない母と、明日映画でも観に行こうかなどと話す。陣痛アプリで記録してたけど腹痛の時間がまばらだから、やっぱり前駆陣痛だろうと思う。
20:00 散歩。1時間くらい歩いた。痛みの間隔はまちまちだけど10分前後。痛いときはお腹下してるときの痛み。歩いてても多少立ち止まる。でも本陣痛はきっちり10分ごとにくる、みたいなことを聞いたのでやっぱり前駆陣痛だと思う。
21:00 お風呂。お風呂入った前後は痛みの間隔が空いてた。まだまだやっぱり前駆陣痛だと思う。痛みは生理痛の重いやつ。深呼吸してごまかせる。
↑あとから振り返ると、食事・歩行・温浴っていう3大陣痛が進みやすくなることをしていた。
23:00 仕事終わりの旦那にLINE。私は里帰り中だったので別の家にいた。いま前駆陣痛っぽいの来てるけど、けっこう痛い、これで前駆陣痛なら本陣痛怖すぎるなどと話している。
でもまだまだ産まれないからゆっくり寝てね、産まれる前には必ず連絡するから、などとも話している。
これもいま振り返ると完全にフラグ。
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0:00 ベッドでゴロゴロ。痛みの間隔が6、7分間隔になる。痛みはお腹下してるときのMAX痛いやつ。脂汗もかいてた。寝ながらセルフで腰にテニスボール押してみるけど別に変わらない。
お腹痛くてウンコしたい気がしてトイレできばんでみる。ウンコでない。いま振り返るとあの腹痛はいきみ逃しの段階のやつ。
2:00 うとうとしても陣痛で目が覚める。陣痛が4、5分間隔になってた。この辺でさすがに本陣痛？かも？と疑い始める。それでも間隔が一定じゃないからまだ全然産まれないかと思ってた。けっこう痛いけど、痛み自体は1分で収まるから1分間ひたすら深呼吸してしのいでた。なぜか陣痛はこんなもんじゃなくもっと痛いはずだと思っていた。
3:00 陣痛の間隔が3〜5分になる。一回産院に電話。
産院に電話するため自室からリビングに移動。陣痛のない間は普通に歩けるし喋れる。
電話口で、間隔は4-5分なんですがまだ痛みはそんなに強くないと思うんですけど、と申告。じゃあ様子見しましょうとのんびりした助産師さんに言われる。なんだそんなもんかーと思ってこっちものんびりする。
3:30 破水。ソファでゴロゴロしてたからソファが濡れた。ほんとにパン！ってはじけるのね。もう一回産院に電話。じゃあ来てくださいと言われる。着替えて眉毛描いて入院の準備してから母を起こす。案の定、母の肩を叩いて起こした段階で飛び起き、お腹痛い！？などとパニックを起こす。「落ち着いてください。破水したので病院に行きます。連れて行ってください。」とお伝えする。あのとき世界で一番落ち着いていたのは私。
4:00 産院到着。母に荷物を部屋まで持ってきてもらう。コロナ禍だったため、立ち合いも面会も完全になし。母と部屋の前で別れる。電話の助産師だと思われる人が対応してくれる。分娩室に行って内診しますね〜と言われてそのまま分娩室に行く。
いくつか問診してもらった後に助産師さんに内診してもらう。その時点で子宮口全開だったらしい。ずいぶん我慢しましたね〜って褒められて調子に乗る。本陣痛いつから？と聞かれて、本当に分からなかったから適当に20時くらいですかねぇなどと答える。そのとき散歩してたけどね。
↑適当に答えておりましたが、これがのちに分娩所要時間の計算に使われました。
5:00 分娩台登って色んな準備してもらってる間に陣痛が3分間隔になる。それでも痛みと痛みの間はけっこう喋れる。
そろそろいきんでいいですって言われたのでこわごわいきむ。本当にウンコ出す感じなのね。さすがにいきむときは痛すぎて声出た。けど喉が痛むし疲れるから声出すのやめた。助産師さん2人になる。赤子のあたまが指半分のところまで降りてきてますと言われる。じゃあもうすぐじゃん、と調子に乗る。
5:20 何回かいきんでたら先生登場。この人いつ寝てるんだろう。朝早くからすみませんって気持ちになる。
5:30 旦那を起こすためのスマホのアラームがなる。助産師さんにスマホとってもらって、２つあったアラームを消した。ようやく旦那に連絡してないことを思い出す。
出産ってもっと我を忘れる感じかと思ってた。でも痛みの間は全然痛くない。助産師さんに本当に落ち着いてるね〜と言われた。そうなんだ。みんなどうなんだろう。
あとこの段階でも痛みの間隔が3分程度だった。
5:33 ムスメ爆誕。会陰切開してもらいながらいきんで産まれた。すぐ泣いてほっとした。実にスマホのアラームを止めてから3分後の出来事。
ムスメの泣き声は動物の鳴き声みたいだった。体重も問題なし、五体満足でした。よかったよかった。羊水でむくんでて顔がおにぎりみたいだった。
6:30 後処理。お腹の上グリグリして胎盤出したり、会陰切開をちくちくしたり、後陣痛の点滴入れたり、消毒とか色々。これが地味にキツかった。脚もずっと広げてたからプルプルしてた。
陣痛中も出産中も一度も痛いと言わなかったけど、ここで2回ほど痛いです！と言った。それが会陰の縫合と後陣痛。
後処理のあと先生が赤ちゃんの様子見て、健康ですよ、と言ってくれた。ほっとした。そしてそのまま去っていった。カッコいい。
7:00 分娩台の上でLINE。家族などに報告。助産師さんが赤ちゃんの写真撮ってくれた。動画は自分で撮った。分娩台に寝たままちょっと旦那と電話した。全然実感湧いてないようだった。すまんな。
赤子に乳を吸わせたりした。吸引力すごい。
8:00 トイレ行ってから部屋戻った。意地で朝ごはんを食べる。後陣痛と会陰切開の痛みが強くてまともに寝られない。汗かきながら寝た。
↑↑ここまで出産レポ↑↑
ここまでお読みいただいてありがとうございます。
かなり静かなお産だったようです。個人的には、痛みは出産>産後>陣痛 でした。これも後ほどお伝えできればと思います。
出産ほど痛みにばらつきのあるものも無いと思うので、あまり参考にはならないかもしれません。それでもどなたかのお役に立てれば幸いです。
はじめまして
まるむらと申します。29歳社会人女性です。
簡単に経歴をお伝えします。
1992年 生誕
2010年 大学入学、一年留年
2015年4月 社会人デビュー
2019年7月 結婚
2020年9月 出産、育児休業中←今ここ（追記 2021．4月復職しました）
2021年4月 復職予定
です。
このブログは、会社員として、配偶者として、保護者として、日々雑多なものに追われる方に向けて、
少しでも生活の質向上の役立てるような情報をお送りできたらと思います。それもできれば、結果が初めからわかってる方が手っ取り早いですよね。
たとえば、インスタの広告に上がるスパッツとか、ナイトブラとか、ファスティング とか。
時短家電とか、ルンバとか、コーヒーメーカーとか。
産前、出産、産後のリアルとか、産み分けとか。母性が湧くイメージがつかないよ、とか。
上記はすべてわたしが知りたかったことで、かついま身を待って知ることができたものでもあります。
サクラやステマでなく、いち個人の体験をブログにして伝えることで、地獄みたいな検索作業から少しでも浮上できればそれに越したことはないです。
ただあくまで私の場合という、サンプル数が１の検証結果ですので、全ての方に当てはまるものではないことを先にお伝えさせてください。
働く女性や男性に向けた、生活の質の向上の一助になれば幸いです。
